肌で感じる

「肌で感じる」とは、
実感するという意味ですね。

昔の人は
なんて適格な表現をしたのでしょう。




きょうは、
比喩ではなく
実際に肌で感じる話です。



つい最近のこと。

何ヵ月か使っていた
固形せっけんをやめようと思い、
前に使っていた
液状ハンドソープを
洗面所に置きました。

台所には
まだ固形せっけんが残っています。

固形せっけんは、
原料すべて国産、オーガニック。
液状ハンドソープも
選び抜かれた原料で作られたものです。

そして数日が経過。

気づいたのです。

ハンドソープの泡と
固形せっけんの泡は、
感触がちがう。

そこまではあり得る話。

ここからが発見です。

ハンドソープの泡で
手を洗うときは、
「洗っている」
「きれいになっていく」
という感覚だけなのですが、
固形せっけんで洗っていると、
手先から肩までの
力が抜けるのです。
スーッと。



これも最近の話。

家にいるときは
綿素材のスパッツを履く私。

しかし、
それが手にはいらなくなり、
困っていました。

ある通販サイトで
やっと見つけたのは、
オーガニックコットン100%、
ベージュの「ズボン下」。

家で履くのですし、
ジャージの下ですから
色や形は気にしません。

でもさすがに
オーガニックコットンは
それなりのお値段。

迷いましたが、購入。

届いたものを履いてみて、
驚きました。

足を入れた途端、
全身がとろけたのです。

今までのも
綿素材で快適だったけれども、
それとは比べものにならない感覚。

肌で感じるのです。



工業製品は、
石けんだろうが衣類だろうが
原料の調達がしやすく、
安価で、色づけも簡単。

それは人類の大発明。


ただ、
そういったものに
馴れすぎると、
肌の感覚は鈍っていきます。


ちなみに味覚もそうですね。



話がどんどんそれそうです。

つまり、
化学の恩恵を受けつつ、
肌の感覚を保てるよう、
意識してみてほしいという
お話でした。


* * * * *

メンタルコンサルテーション
静かな樹

どのような考えに基いて
カウンセリングを
おこなっているのかを
書いております。

書いて書いてねじる

怒らない人がいます。

怒るのは
自分の身を守ることに
つながりますから、
必要なときは怒っていいのです。



では、
怒ったあと、どうしますか。

自動的にすっきりするなら
それでいいのですが、
抑え込んでいませんか。



溜めるのはよくない
ということはお分かりですよね。

さてどうしましょうか。



書いてください。
怒りを思いっきり。

真っ白な紙に書く、
あるいはワープロ打ちでも。

もう出ないというところまで
書いたら、
ワープロの場合は印刷して、
紙の状態にします。


次に、
ビリビリに破るか、
力を込めてねじってから、
捨ててください。

誰かに見つからないよう、
いらない封筒などに入れて
捨てるのがいいですね。



これですっきり。


もしすっきりしないなら、
まだ書くことがあるかもしれません。

後日、
もう一度やってください。



書くは、出す。


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