過去に生きている人
2015年6月1日
あちこちに何度も書いておりますが。
現在の状況の原因をすべて
過去に求める人がいます。
確かに、良いことでも悪いことでも、
「あれがあったから、今の自分が」
「あのお陰で自分はこうなった」
というのはあります。
しかしながら、それが全部を決定しているとするなら、
今の努力、これからの努力は
何の意味もなさないということになります。
過去は変えられません。
でも、過去に対する見方、過去に対する思いは
いくらでも変えられるのです。
いつ変えられるのでしょうか。
今です。
変えようと決める、この瞬間です。
では、過去への思いが変わっていないうちは、
何も行動は起こせないのでしょうか。
そんなことはありません。
ケガして足が動かないなら、手を動かせばいい。
声が出ないなら、筆談すればいい。
それと同じで、
過去のせいで自分が動けないというのは、
「足が動かないので手も動きません」というのと同じです。
過去への思いを変える作業をおこないつつ、
今できることは、やる。
そう決めることで、
前へ進む力が
格段に強くなるのです。
過去に生きている人、
「条件が整ったらやろう」という姿勢で生きている人に向けて
書きました。
過去に生きている人というのは、
過去に出会った誰かのせいにしている人も
含みます。
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「静かな樹」は、カウンセリングとヒプノセラピーのサロンです。
どのような考え方に基いてカウンセリングを行っているのかを
書いていきたいと思います。
毎週月曜日 朝8時、更新予定です。乞うご期待。