なぜ「しょうがない」と思うのか

「しょうがない」と思って、

自分を納得させていること、ありませんか。

 

いくつもありませんか。

 

「しょうがない」は、しようがない。

どうしようもないということです。

なぜ、どうしようもないと思うのでしょうか。

 

端的に言えば、

人生は自分の力では変えられないと信じているからです。

あるいは、

自分はある範囲の中でしか生きられない。

そう信じ込んでいるから。

 

自分の周りに線を引いて、

その中にだけいることを

自分に許可する。

線の外に出ることを許さない。

 

そうしているから、「しょうがない」がしょっちゅう出るんです。

 

守らなくてはいけないものがあるとします。

家族、先祖の墓、土地。

そうだったとしても、

週7日、365日守っていなければ、

家族や、墓や、土地は、危険にさらされるのですか。

 

ましてや今は、インターネットが普及して、

居ながらにしていろんなことができます。

「しょうがない」が減ってもいいはず。

 

それなのに減らないのは、

やはり、

自分の周りに線を引いて制限しているからにほかなりません。

 

制限しているのは、

家族がいるからでも、

墓や土地を守らなくてはいけないからでもありません。

 

自分を縛っているのは自分。

 

そりゃあ、最初は誰かに縛られたかもしれない。

けれども、それがずっと続くわけはないのです。

あなたは立派なひとりの人間なのだから。

縛りを解く力は十分持っているはずなのです。

 

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「静かな樹」は、カウンセリングとヒプノセラピーのサロンです。

どのような考え方に基いてカウンセリングを行っているのかを

書いていきたいと思います。

 

毎週月曜日 朝7時、更新予定です。乞うご期待。

平成24年9月30日 (中秋の名月)