見えるものは無くて、見えないものが在る。

見えるもの触れるものが
在る(ある)のだと、
普通は思います。

でも、
見えるものを見ている、あなたの目。
それが在ると証明できるでしょうか。

まぶたの上から手で触ってみて
「目が在る」と証明したというなら、
感じたその手が
在ると証明できるでしょうか。

証明は、
証明している側の目や手や脳が
存在しているという、
暗黙の前提で成り立っています。



在ると思っているものは、
見る触るなどの五感で
そう感じているだけ。

実は、無い。



在るのは、
在ると思っているものの奥。

奥といっても
物理的に奥なのではありません。
物理的な距離も、
在るように見えて無いのですから。



何が在るのか。

何が無いのか。



善はある。

愛は在る。

光は在る。

喜びは在る。

豊かさは在る。



本当に在るものだけを
心の目で見つめる。

するとそれは
形となって現れる。

形といっても
固形物とは限らない。

人との関係。
毎日の小さなできごと。
大きなできごと。
人生の方向性。

そういった形。



あとは、悪と格闘しないことです。

悪は闇。
闇は消えます。
無いんだから。

在るものだけ見ていればいいのです。


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メンタルコンサルテーション
静かな樹


どのような考えに基いて
カウンセリングを
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