「うらやましい」
2013年3月18日
A さんが、a という才能を持っていたとする。
そしてその才能を持っていることに気づいていないとする。
B さんがいる。
B さんは、比較的早く b という才能を開花させた人。
いきいきと活躍する B さん。
その姿を見て A さんは、
「うらやましい」と思うかもしれない。
もし A さんがそう思うなら、A さんの隠れた才能が開花することはないだろう。
ないとまではいかなくても、開花はさらに遅くなるだろう。
なぜならば、「うらやましい」というのは一種のねたみであり、
負の感情であるからだ。
負の感情は、自分の足を引っ張るものだ。
A さんが「うらやましい」と思うのは、
自分には才能がないと思い込んでいるからだ。
才能がない自分を劣っていると感じるからだ。
そう、この、「劣っている」という感じ、
これこそが、才能開花の妨げになる。
「うらやましい」というねたみ、
「劣っている」という自分へのレッテル貼り、
これらの感情が軽くなればなるほど、
A さんは自分の人生を生きられるようになる。
そしてA さんは、自分の中に驚くような才能を発見する。
a という才能を。
B さんが b の才能を開花させていることを
心から喜べるようになったとき、
A さんは、a の才能のスイッチをひとつ押したことになるのだ。
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「静かな樹」は、カウンセリングとヒプノセラピーのサロンです。
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平成24年9月30日 (中秋の名月)