できる / 向いている / やるべき
2013年2月18日
テニスがとてもうまく、アマチュアの各種大会で優勝し、
プロとしてやっていく力があると言われている人がいるとします。
その人は、プロになるべきでしょうか。
もし、その人がテニスが大好きで、
プロの厳しさを楽しめるなら、なるべきでしょう。
緻密な計算が得意で、口が固く、まじめな性格の人がいるとします。
経理職が合っているんじゃないか、とよく言われます。
その人は、経理の仕事に就くべきでしょうか。
その人が、経理の仕事に充実感を覚えるなら、やるべきでしょう。
プロテニスプレーヤーも、経理職も、
もし、その仕事が楽しめず、
胃潰瘍になるほどの強烈なストレスになるのなら、
向いているとは言えません。
できるということと、向いているということは別なのです。
適職かどうかの判断は、どうやってすればいいのでしょう。
その仕事がどれだけ楽しめるか、だと思います。
それに尽きるかと。
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「静かな樹」は、カウンセリングとヒプノセラピーのサロンです。
どのような考え方に基いてカウンセリングを行っているのかを書いていきたいと思います。
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平成24年9月30日 (中秋の名月)