掘り下げの例ー私の場合 1

最近、カウンセリングに取り入れております、掘り下げ技法。

非常に効果が高く、効果のわかりやすい技法です。

 

どんなやり方なのか、例でお伝えします。

数日前、私が私自身に行った掘り下げです。

 

リアルに詳細にお伝えするのは難しいのですが、

できる限り書いてみます。

悩みそのものがあまり深刻でないのは、

深刻な悩みをここで暴露するのがいいこととは思わないからです。

深刻な悩みでも、掘り下げることは可能です。

 

掘り下げる側の私を P ( practitioner )、

掘り下げられる側の私を C ( client )とします。

 

 

 

P: まず、問題となっていることをひとことで言うと?

C: 先生と名のつく女性が苦手。

(注: これは、最近つくづく困ったなあと思っていたことです。)

 

P: 「先生と名のつく女性が苦手」で思いつくことは?

C: 小学校のときの担任、T 先生と W 先生が、

  自分の感情で生徒に向かう人だったこと。

 

(注: ここから、

 「女の先生は、感情をむき出しにするのでいやだ」

 「感情をぶつけられるのはつらい」

 「母も感情をぶつける人だった」

 「女ってどうしてこういう生き物なのだろう」

という思いがあることがわかる。)

 

P: 思い込み(=最初の問題の土台となっているもの)として、

 「女性は感情をむき出しにするものである」

 「私は女性の感情を真っ向から受け止めてしまう。

  それが私の役目である」

というのがあるようですが?

( 注: ここで筋肉反射テストを行い、

これらの思い込みが潜在意識の中にあるかどうかを確認する。

あると判明。)

C: 納得。

P: このふたつの土台を引き抜いて、代わりに、

 「女性が感情をむき出しにしても、

  私はそれを受け流すことができる」

を入れてもいいですか。

(注: これを置き換えと呼びます。)

C: いいです。

 

(注: このように、本人の了承を得てから置き換えを行う。

その後、筋肉反射テストで、引き抜きができたか、

置き換えができたかを確認する。)

 

以上です。

 

さて、思い込み(=最初の問題の土台となっているもの)を

どうやって見つけるのか、ですが、

これは、潜在意識に聞くとしか表現のしようがありません。

 

また、土台を引き抜いた代わりに入れる文を

どうやって見つけるのか、ですが、

これも、潜在意識に聞いているのです。

そして、C 側の方にとって十分しっくりする文にしてから、入れます。

 

では、どうやって引き抜くのか。

どうやって入れるのか。

これについては、この場で数行で説明することはできません。

 

ただ、この掘り下げを行った後の私、確実に、

「先生と名のつく女性が苦手」という思いがなくなっています。

 

こうやってセルフ掘り下げも、やればできますが、

抵抗感が邪魔をすることもあります。

私が私自身の問題を、

何でも掘り下げられるとは限らないということです。

ですから、他の practitioner に掘り下げてもらいます。

問題ごとに掘り下げをやっていくことで、心が格段に軽くなりました。

 

軽くなるとわかることは、

今までどんなに重かったか、ということ。

そして、心が軽くなると、未来に対して見えてくるものが違ってきます。

実感です。

 

次回も、私自身の例をお伝えしたいと思います。

家の中のあるものを片づけるのがめんどくさくて

数ヶ月放置したままなのを、

なんとかしたいと思って行った、セルフ掘り下げ例です。

 

掘り下げを受けてみたいとお思いの方は、

どうぞカウンセリングにいらしてください。

心が軽くなるお手伝い、できます。

 

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