掘り下げの例ー私の場合 1
2013年5月6日
最近、カウンセリングに取り入れております、掘り下げ技法。
非常に効果が高く、効果のわかりやすい技法です。
どんなやり方なのか、例でお伝えします。
数日前、私が私自身に行った掘り下げです。
リアルに詳細にお伝えするのは難しいのですが、
できる限り書いてみます。
悩みそのものがあまり深刻でないのは、
深刻な悩みをここで暴露するのがいいこととは思わないからです。
深刻な悩みでも、掘り下げることは可能です。
掘り下げる側の私を P ( practitioner )、
掘り下げられる側の私を C ( client )とします。
P: まず、問題となっていることをひとことで言うと?
C: 先生と名のつく女性が苦手。
(注: これは、最近つくづく困ったなあと思っていたことです。)
P: 「先生と名のつく女性が苦手」で思いつくことは?
C: 小学校のときの担任、T 先生と W 先生が、
自分の感情で生徒に向かう人だったこと。
(注: ここから、
「女の先生は、感情をむき出しにするのでいやだ」
「感情をぶつけられるのはつらい」
「母も感情をぶつける人だった」
「女ってどうしてこういう生き物なのだろう」
という思いがあることがわかる。)
P: 思い込み(=最初の問題の土台となっているもの)として、
「女性は感情をむき出しにするものである」
「私は女性の感情を真っ向から受け止めてしまう。
それが私の役目である」
というのがあるようですが?
( 注: ここで筋肉反射テストを行い、
これらの思い込みが潜在意識の中にあるかどうかを確認する。
あると判明。)
C: 納得。
P: このふたつの土台を引き抜いて、代わりに、
「女性が感情をむき出しにしても、
私はそれを受け流すことができる」
を入れてもいいですか。
(注: これを置き換えと呼びます。)
C: いいです。
(注: このように、本人の了承を得てから置き換えを行う。
その後、筋肉反射テストで、引き抜きができたか、
置き換えができたかを確認する。)
以上です。
さて、思い込み(=最初の問題の土台となっているもの)を
どうやって見つけるのか、ですが、
これは、潜在意識に聞くとしか表現のしようがありません。
また、土台を引き抜いた代わりに入れる文を
どうやって見つけるのか、ですが、
これも、潜在意識に聞いているのです。
そして、C 側の方にとって十分しっくりする文にしてから、入れます。
では、どうやって引き抜くのか。
どうやって入れるのか。
これについては、この場で数行で説明することはできません。
ただ、この掘り下げを行った後の私、確実に、
「先生と名のつく女性が苦手」という思いがなくなっています。
こうやってセルフ掘り下げも、やればできますが、
抵抗感が邪魔をすることもあります。
私が私自身の問題を、
何でも掘り下げられるとは限らないということです。
ですから、他の practitioner に掘り下げてもらいます。
問題ごとに掘り下げをやっていくことで、心が格段に軽くなりました。
軽くなるとわかることは、
今までどんなに重かったか、ということ。
そして、心が軽くなると、未来に対して見えてくるものが違ってきます。
実感です。
次回も、私自身の例をお伝えしたいと思います。
家の中のあるものを片づけるのがめんどくさくて
数ヶ月放置したままなのを、
なんとかしたいと思って行った、セルフ掘り下げ例です。
掘り下げを受けてみたいとお思いの方は、
どうぞカウンセリングにいらしてください。
心が軽くなるお手伝い、できます。
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